バズるより100年続くコーヒーブレイクを!「グリーンコーヒー」で健康促進

起業家・経営者

美味しくて健康的だと注目を集める「グリーンコーヒー」

世界的な統計として、水やお茶に次ぐ消費量を誇るコーヒーですが、趣向品として「あまり体には良くない」という印象を持たれがち。
ですが、コーヒー生豆は数百年前には薬として使われていたほど栄養価が高いのだとか。

そこで、【ウェルネスプロモーター】代表 高木邦彦(たかぎ くにひこ)さんは、栄養価が高くて美味しい「グリーンコーヒー」を特殊製法で製造。日本全国の飲食店や販売店へと届けています!

高木さんの次世代を見据えた「“医”食住」への取り組みと、起業の経緯などを詳しくお聞きしました!

▼事業内容

・コンセプトは「健康×促進」

高木邦彦さん:2014年に【ウェルネスプロモーター】を立ち上げ、今年で8年目になりました。
「ウェルネス」は“健康”、「プロモーター」は“促進”という意味があり、健康推進をコンセプトにしています。

特に、人間そのものが“自然なもの”だと考え、医薬品ではなく副作用がゼロに近いナチュラルな製品を使った健康サポートに取り組んでいます。

これまでは、医療社団法人や美容サロンなどに、国内外で探した安心安全な製品や医療器械を導入するコンサルタントとして活動してきました。
現在はコーヒー生豆から本来の成分を抽出した「グリーンコーヒー」という商材の販路拡大に力を入れています。

・美味しく飲んで健康促進

僕自身、日常的にコーヒーを愛飲しているのですが、市場で見かける商品はコーヒー生豆が持つクロロゲン酸などの栄養価が飛んでしまっています。
コーヒーの味や風味を出すために必要な「焙煎」という作業工程で、栄養価が失われてしまうんです。

生豆本来の栄養価を摂る手段を探したのですが、以前はサプリメントを飲むしかなかったんですよ。
でも、せっかくのコーヒーなんだから美味しく飲みたいですよね。

そこで、約1年半前にコーヒー生豆が持つ高い栄養素を摂取できて、味や風味も「焙煎コーヒー」と変わらない「グリーンコーヒー」をリリースしました。
自信をもっておすすめできるコーヒーとして、日本全国・世界に販路を拡大していこうと力を入れているところです。

また、ご購入いただくことで苗木を植える環境保全事業にも取り組んでいます。

・ブランドと永年の文化作り

「グリーンコーヒー」のプライベートブランドとしてOEM製造もご案内しています。
OEMというと大量生産のイメージがあるかもしれませんが、皆さんに気軽に取り扱っていただきたいので、共感してくださった方をサポートできるよう小ロットから製造をしています。

ご利用いただいた事業者様からは、おもてなしやお土産などのシーンでご好評いただいており、ブランディング効果も発揮しています。


また、「コーヒーブレイク」という言葉があるように、日常生活のなかで楽しんでいただける商品だと考えています。
たとえば、お茶は「緑茶・紅茶・ウーロン茶……」など色々な種類がある一方で、コーヒーは「焙煎コーヒー」しかなかった。そこに、新しい選択肢としてグリーンコーヒーがあると、ちょっとした話題になって面白いですよね。

SNSなどで一気に流行らせるよりも、10年、100年…と長期的に「グリーンコーヒー」が根付くような土台作りが重要だと考えています。
1年半前から始まったばかりのプロジェクトなので、皆さんと一緒に新しい文化を作っていきたいですね。

▼起業にあたって

・退職の判断

幼い頃から「健康事業」への関心が高く、新卒入社から10年以上、神奈川県の環境・健康事業を主体とする企業に勤め、役員も経験させていただきました。
環境と健康の関係は密接なので意義のある仕事だったのですが、健康事業の割合は2割ほど。

僕としては、「より健康事業に軸足を置きたい」「やるからには自分で経営したい」という想いが高まっていきました。

特に、企業に所属していると、人間関係が会社を中心とした範囲に限られてしまう。そこに引っ掛かりを抱くようになったんです。
また、当時の環境としても僕の精神面としても、リスクを取ることにはなっても退職を選ぶことが最適だと判断しました。

・立ち上げ当時の苦労

独立当時は「健康事業」も幅広いのに、きちんとコンセプトも決まっていなかったんです。
在職中から経営者交流会などに足を運び始めたのですが、退職してからは朝から晩まで顔を出し、片っ端から「起業します」とアピールすることから始めました。

その活動を続けていくなかで、「一緒に事業をやろう」というご縁に繋がり、今でも健康事業に限らず、当時お世話になった色々な経営者の方々との交流が続いています。

・乗り越えたきっかけ

最初は1人で闇雲に動いていたのですが、転機となったのは、複数の経営者や個人事業主が1つになって臨んだプロジェクト。
海外取引の実績を持つ方のおかげで、海外とのやり取りが始まるなど、自分にはない経験やスキルを持っている方々と協力することによって販路が拡大しました。
「1+1」は10にも100にもなると気付けたのは大きかったです。

実績を出している経営者はチームの力をうまく使う方も多いですよね。事業拡大にあたって、お互いに違う能力を持った者同士でチームを組むことの必要性を学ぶきっかけになりました。

▼尊敬する起業家・経営者

お世話になった経営者は多いので、尊敬している方はたくさんいます。

なかでも、Appleの創業に携わっていた方に何人かお会いしたのですが、彼らから聞いたスティーブ・ジョブズのエピソードには感銘を受けました。
創業当時からスティーブ・ジョブズ本人が掲げた壮大なビジョンと「世の中を変えよう」という軸はずっとブレなかったその一貫した精神は、本人だけでなく携わっていた方々にも受け継がれている

今でこそ世界的な企業ですが、スティーブ・ジョブズの描く形にはまだまだ到達していないらしいです。大きな目標を掲げて突き進むというAppleの精神や土台を作ったことは尊敬しますし、非常に刺激を受けましたね。

▼起業家・経営者に向けて

今はオンライン交流も増え、情報も得られやすくなったので、起業しやすい時代なんじゃないでしょうか。
起業を目指す方は、いきなり会社を辞めるのではなく、テレワークが普及して通勤時間が減ったぶん、別のことに使ってみるなど、ちょっとしたことから始めてみるのも良いと思います。

それと、僕自身たくさんの方に助けていただいたので、今でも「ご縁を大切に」と自分自身に言い聞かせています
ご縁が生まれたきっかけは交流会への参加ですが、最初は1人でぽつんとしてしまいがちでした。
待っていても仕方ないから、ゲーム感覚で「今日は5人に声をかける日」と決めて声をかけることにしたんです。そうやって続けることで、完璧じゃなくても「面白いね」「一緒にやろう」と反応してくれる方は絶対いるので、諦めないで行動してみてください


【prof】

【ウェルネスプロモーター】
代表 高木 邦彦さん

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【略歴】
大学在学時代に「健康事業」で学生起業を経験する。
新卒として神奈川県の環境・健康事業を手掛ける会社に就職。

2019年、「住んでいる環境は健康に影響する」と考え、山梨県へ移住。
自給自足を送りながら、オンラインを中心に事業展開を行なっている。
「グリーンコーヒー」は全国各地のカフェやアンテナショップ、ECサイトにて購入可能。

※取材時の内容です。
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