国語に特化した群馬県No.1の進学塾【松橋国語塾】。
塾長の松橋頌先生は「国語のスタンダードを作る」というミッションを掲げています。それは、国語は指導方法が確立されていないにもかかわらず、最重要な科目であるという考えが基になっています。
「国語は生徒にとって、ひいては全国民にとって不可欠」と譲らない松橋先生。
国語のみに特化し、学習塾を大成功させている先生に、ご本人のエピソードと今後の展開について詳しくお聞きしました!
「雑談」による成績アップが自分のコアに
受験とキャンパスライフを通して気づいた【塾業界】の面白さ

松橋頌先生:高校生当時、付き合っていた彼女を追いかけて、どうしても早稲田大学へ進学したかったんです(笑)。僕は高校生のときに偏差値が38だったのですが、そんな成績だったので、過去問を解いてもコテンパンにやられてしまったんですね。浪人して予備校に通い始めました。
そこで川田拓矢先生という作家もなさっている名物講師と出会ったんです。先生が仰るには、「生徒は技術を教えてもらいに来ていない。講師の仕事は、授業の場を借りて雑談をすることだよ」と。川田先生のおかげで偏差値も一気に上がり、塾業界は面白そうだと興味を抱くようになりました。
早稲田大学に入学してからは、同級生と『源氏物語』や『伊勢物語』などを考察して雑談する時間がすごく楽しかったんですよ。それは先生のお話が実体験として結びついた出来事でもありました。
また、学生時代に家庭教師のアルバイトをしていたことがあります。
そのときの生徒から「松橋先生の授業は、雑談交じりなのにどんどん成績が上がるし早稲田大学の過去問が解けるようになった!」と評判で、勉強を教えるのは向いているのかな…と考えるようになったんです。
当時は英語も教えていたのですが、特に情熱をもって語れるのは、母国語である「国語」だという感覚がありました。
独立の前に、ミッションがあった
「本当にやりたいこと」のため、塾業界へ転身したが…

実際に塾業界に参入したのは30代になってからです。僕は話すのが得意なので、20代の頃は大手メーカーで営業職をしていました。
ただ、30歳を前に自身のキャリアについて「本当にやりたいことをやっているのか?」という疑問が生じて、家庭教師時代の経験から塾業界に転職しました。
ところが、その塾には決められたカリキュラムがあり、その通りに授業をしても生徒からは不評で…。僕自身にも不満が溜まっていくばかりでした。
そこで、家庭教師時代の経験から僕なりの成績の上げ方は分かっていたので、好き勝手に授業をやろうと振り切ることにしたんです。そうしたら全校でNo.1講師になってしまった!笑
「国語のスタンダードを作る」のが僕の使命
No.1という実績ができたからこそ、国語の成績を上げるノウハウにも確信が持て、勤めていた塾を辞めてもいいと思うようになりました。
また、国語の成績が上がれば、ほかの科目の成績も上がっていく傾向があるのですが、英語や数学の塾はたくさんあるのに国語の塾はないんですよ。
というのも、英語や数学は、英単語や数式を覚えさせればいいから教えやすいのですが、国語は講師が100人いれば100通りの教え方になってしまい、具体的に成績の上げ方を説明できないものとされていたからです。
だからこそ、そのテクニックを持っている僕が、国語の勉強方法を交通整理して「国語のスタンダード」を作らなければならないと、独立に至りました。
起業にあたって「ラーメン二郎」が参考に
こだわりと自信があるからこその【特化型】
少し話は逸れますが、僕は「ラーメン二郎」というラーメン屋さんが大好きで、学生時代から18年間通い続けています(笑)。
「ラーメン二郎」のメニューは、普通のラーメン屋さんと違って「小・大・豚・豚大」の4種だけ。なのに、ラーメン好きから長く愛されているんです。
国語に特化した塾を開校するにあたり、そうやって1つの内容にこだわった形は非常に参考になりました。
諦めている全国の生徒に希望の星でありたい
また、「ラーメン二郎」はフランチャイズ化して全国展開しているのですが、この「松橋国語塾」も群馬だけで終わるつもりはないです。
正直なところ、僕が儲かる儲からないなんて次元ではなく、勉強のベースとなる国語ができないと、将来的に日本の損失にも繋がると考えています。国語は勉強のやりようがないと諦めてしまっている生徒をたくさん見てきたから、彼らに対して希望の星であらねばならないと思っています。

そのために、まずは「これをやっておけば成績が上がる」というレベルの高い問題集の出版を目指しています。そして、群馬の「松橋国語塾」を本家本元として全国展開していきたい。
ありがたいことに、教え子のなかには「松橋国語塾」で働きたいという生徒もいるので、彼らのためにも企業として残っていかないといけないという思いもあります。
起業家・経営者に向けて
収入は面白いことを突き詰めた結果
経営者にはフットワークの軽さと好奇心が必須だと思います。
それと、大企業にないものを打ち出していかないといけない。そうなると、クオリティにこだわる必要があるので、会社員のように8時間勤務したら帰る生活とはいきませんよね。
でも、それは楽しいことでもあるから、「頑張ろう!」と無理しなきゃいけないような感覚とは違うかな。自分が面白いと感じることを突き詰めていたら、稼げるようになっていたというのが起業の本質なんじゃないでしょうか。
実際、今の僕は自分の好き勝手やって保護者からも生徒からも頼られる。人生で1,2位を争うほど楽しさと充実感に満ちています!
【prof】

松橋国語塾 塾長 松橋頌先生
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【略歴】
偏差値38から早稲田大学へ進学。2010年卒業後、大手メーカーの営業としてのキャリアを積むが、30歳で大手塾講師へ転身し多くの受験生を合格に導く。
2020年9月松橋国語塾開講。
「しょうちゃん先生流」授業は小学生・中学生・高校生と保護者から厚い信頼を得ている。
【松橋国語塾】
前橋校舎
〒371-0024
群馬県前橋市表町1ー24-1 KUZO前橋駅前ビル2階 23・24号室
高崎校舎
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